勉強をしているのに点数が伸びない 正しい受験勉強のやり方

1,2年に比べ、3年になってからいまいち点数がとれない。

勉強をしているのに点数が伸びない。

という悩みを抱えている子は多いと多いと思います。

原因はずばり復習をしっかりしていないからです。

間違えた問題は自分を成長させるお宝問題です。

問題をやりっぱなしでこのお宝問題を捨てているってことはありませんか?

しっかり復習することで、今までできなかったことを身につけて成長していきましょう!

塾生には面談のたびに復習が大切と伝えていますが、うまく伝わっていない所もあるので文字にしようと思います。

 

しっかりと復習して身につけていくってどうすればいいのか?

まず、学力には短期的な学力長期的な学力があります。

短期的な学力はそんなに復習しなくても身につきます。

定期テストみたいに範囲が狭く、すぐに実施されるテストではこの短期的な学力で点数がとれたりします。

3年生になって点数が伸びないって子は長期的な学力を身につける勉強をしていないからです。

入試に必要なのは長期的な学力で

では本題です。

長期的な学力を身につけるしっかりとした復習のやり方

①問題を解き、正解、不正解の仕分けを厳しくする

数学、理科、社会は自分が解いたすべての問題。

国語は漢字と文法、古文の単語、文法、英語は単語と文法

学校のワークや塾のワーク(水曜日の通常授業の数学、受験講座など)プリント、テストなどすべて

記号問題のわからない問題は空白にする(勉強のときだけですよ!テストでは必ず書く!)

 

②間違えた問題を解きなおして正解に辿り着く。

塾生のみなさんは、通常授業や受験講座の数学では先生がチェックしているので正解まで辿りついていますね。

では、模試はどうでしょうか?

結果が返ってきて点数だけみてそこでおわりってなっていませんか?

覚えるものは覚えて、考え方重視のものは理解する。

覚えるものはノートに書いて覚える!

考え方重視のものは解説を見て理解する、わからないときは質問する。

そして正解までたどり着いてください。

ここで終わっている子が多いです!!

ここまでが定期テストでなんとなく点数がとれてしまう短期的な学力です。

 

③まちがえた問題をその日にもう一度確認する

解説をよんだり、覚えたものを見てチェックする程度でいいです!

 

④次の日にもう一度解く

必ず書く!

見るだけは厳禁です。

不正解だったら②に戻ります。

正解していたら⑤に進みます。

 

⑤1週間後にもう一度解く

必ず書く!

見るだけは厳禁です。

不正解だったら②に戻ります。

正解していたら⑥に進みます。

 

⑥1か月後に解く

必ず書く!

見るだけは厳禁です。

不正解だったら②に戻ります。

正解だったらその問題は卒業です。

しっかりと身について長期的な学力の一部となっているはずです。

 

点数が伸び悩んでいる子は①,②で終わってませんか?

復習のタイミングはその日、1日後、1週間後、1か月後です。

泉丘志望の子、得意教科、石川高専志望の数学、理科は自分を成長させる間違えた問題になかなか出会えないと思います。

出会うために入試問題をどんどん解きましょう!(受験講座の全国入試プリントなど)

二水、桜丘志望の子はまず長期的な学力を身につけるためしっかり復習していきましょう。

焦って新しい問題の解きっぱなし(①と②の繰り返し)は勉強になっていないので注意です!