今回の金沢市統一テストの数学は難問は少ないけど平均点は下がりそうかなと思います。
もしかして40点台前半もあるかも??
このテストの制限時間が100分だったら、上位校を志望する子のほとんどが90点台をとれると思います。
復習で間違えた問題を解きなおした時、意外と簡単だったでしょう?
それは難問が少なく、時間制限がないからです。
数学のテストは時間との戦いです。
1問にこだわりすぎず決められた時間がきたら次にいく。
子どもたちにはいつも言っているのですが、それを実践できてない子は点数が伸び悩んだと思います。
数学がまあまあ得意な子ほど1問にこだわり、時間を使いすぎて後半の図形がグダグダという傾向があります。
逆に苦手な子はあっさり問題をとばすのでその分時間にゆとりができます。
ゆとりを持って最後の問題までいけるので今回のような簡単な図形問題でしっかり点数を稼ぎます。
今回の統一テストを振り返ります。
大問1からクセのある計算問題がいくつかあります。
大問2の確率がくせものでした。
確率は樹形図を書ければ答えがでるので粘ってしまいます。
今回のようなちょっとややこしい問題の罠にはまり時間を使いすぎた子が多いのではないでしょうか。
大問3の関数と大問4の連立方程式の応用。
難しくはないですが意外と処理に時間がかかりそう。
大問5の作図
定番の円周角を利用した作図ですが練習不足で解けなかった子も多いと思います。
このタイミングでこの作図に出会えてよかったと思います。
入試ではけっこう出やすいので。
大問6の規則性
問題把握に時間をとられそう。
ここまでけっこう時間をとられる問題が多いです。
1問1問答えをだすことにこだわりすぎた子は図形問題のとれる問題を落としたり、大問1の見直しができずに失点していた子が多いのではないでしょうか。
今回点数が伸び悩んだ子のみなさん。
直しをしたときはほとんどできましたか?
できたのならこれまでの勉強の成果がでていますね。
後はテストの時の戦略です。
その一つが時間配分です。
これをしっかり意識してこれからのテストに挑んでください。